ドロップスクリーンA-1(注射器を使わないアレルギー検査)導入について
[2024年01月11日]
花粉症があるけど採血が恐くてなかなか検査出来ないお子さまと、検査を受けさせたいお母様の間で診察中に小競り合いになる事が多々あります。
子供としては痛いから採血したくないというとても分かりやすい理由で拒否されます。
もちろん、アレルギー検査を受けなくてもアレルギー性鼻炎の治療は可能です。
ただ、
採血することでどの時期に注意した生活をした方がいいのか、
いつからいつまで薬を飲んだ方がいいのかが分かります。
また、年に1度検査すると経年的な変化も見る事が出来ます(採血結果と症状の強さについては必ずしも一致しません。ただ、反応する花粉の種類が増えてくる傾向があるかが分かります)。
今回当クリニックではドロップスクリーンA-1を導入致しました。
採血量がとても少なく41項目のアレルギー結果が分かります。
採血も一般的な肘からのものではなく、血糖測定のように指から血液一滴程度で実施出来るため痛みはあまりなく一瞬で終わります。
花粉症の検査としてはとても有用な検査だと思います。
以下の方にはこの検査は行いませんので予めご了承ください。
(食物アレルギーについてはドロップスクリーンのデータが少ないため、正しく評価する為今まで通りCAP-RASTの検査で評価となります。)
- 6歳未満のお子さま ×
- 食物アレルギーが気になっている方 ×
- 食物アレルギーでフォロー中の方 ×